大学生!

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423日、30日と2週に渡り、私の母校の法政大学で講師をさせて頂く機会がありました。「我が国の税法入門」という科目の、第2回「法人税法のしくみ」と第3回「中小企業と法人税法」というテーマを、それぞれ90分間担当させて頂きました。

 

昨年に引き続いての講義だったのですが、私は上記テーマと同時に、別のテーマをもって臨みました。それは、「今(39)の自分が、20歳位の母校の後輩に何を伝えられるか」というテーマです。もし、目の前に20歳の自分がいたら、伝えたいことが沢山あります。それを母校の後輩に伝えたい。そういう想いでお話ししました。

 

「俯瞰する視点を持つこと」「相手の立場に立った想像力を持つこと」「本質を捉える能力を持つこと」という、いつも自分自身に言い聞かせている事を、少し噛み砕いてお話ししました。また、もっと手前の話では、営業力の話からコミュニケーション能力、聞く力など、今考えると細かい話も色々としてしまいました。

150名の学生が熱心に聞いてくれましたが、この話をリアルに感じて意識し習慣になる人が一人でもいてくれたら、本当にうれしい話です。

 

 話は変わりますが、私の学生時代は、前の方に座っている一部の学生しか真面目に講義を聞いていませんでした。後ろの方では、ずっとおしゃべりをしていたり、寝ていたり、あるいは、出席している学生自体少なかったりと、大学ってこんなものかと思ったものです。ところが、今の学生は違いますね。今回ほとんどの学生が静かに熱心に聞いてくれました。自分が学生の頃では考えられないです。

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私が入学した時は、バブル経済が弾ける直前だったので、学生に危機感が全く無かったのでしょう。ところが、今の学生は、不景気の中で育ち、目の前は就職氷河期と、危機感に包まれているからでしょうか、本当にまじめに講義を聞いてくれました。ただし、少子化の中、やさしい義務教育を受け育ったからでしょうか、何かガツガツ感が少ないように感じました。

 

母校の後輩が、一人でも多く社会で活躍してくれることを願っています。そして、今回の講義で何か一つでも気付きを得てもらえたら、本当にうれしいです。

※本来のテーマについても、しっかり講義しましたので、誤解の無いように。

 

代表 高木

 

●●●ベンチャー支援の九段会計事務所●●●

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